美女と野獣を見た感想。
不朽の名作『美女と野獣』がついに実写映画化。閉鎖的な村人たちとは対象的に
進歩的な考え方の美女ベル(エマ・ワトソン)は村人たちとなかなかなじめない
でいた。ある日、彼女は魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい
王子(ダン・スティーヴンス)と遭遇する。彼は魔女の呪いによって変身させられた
王子で、魔女が置いていったバラの花びらが散ってしまう前に誰かを愛し、
愛されなければ元の姿に戻ることができない身であった。だが野獣の姿になった彼を
愛するものなどいるはずがなく、その恐ろしい外見にたじろぎながらも、野獣に
心惹かれていくベル。一方の野獣は独り心を閉ざし本当の自分を見失っていく。
このふたりの出会いがお互いの運命を次第に変えていく・・・
昔観たアニメの「美女と野獣」がすばらしかった印象が残っておりました。
冷酷で恐ろしい姿の野獣が徐々にベルに心をゆるし、優しい心を得ていく過程
がよく表現されていました。そして今回の実写版「美女と野獣」はベル役がの
エマ・ワトソンをはじめ、脇役の名優たちもまた 歌や会話のやり取りを楽しませる
なか、エマ・トンプソンが歌う主題歌「美女と野獣」は優しく響いて秀逸。
それでいてただ前作のアニメーションの世界をなぞるのではなく、新たに加えられた
曲によってキャラに深みを与えることになりました。また今回の実写版では野獣の
孤独やベルに対する愛が明確に出しているのがよかったなと思いました。