ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイションを観た感想。

トム・クルーズの代名詞ともいえる大ヒットスパイアクション「ミッション:インポ

ッシブル」のシリーズ第5作。CIAやKGBなどによる各国の元エリート諜報部員が結成

した無国籍スパイ組織「シンジケート」をひそかに追っていたIMFエージェントの

イーサン・ハント(トム・クルーズ)は、ロンドンで敵の手中に落ちてしまう。

拘束されたイーサンが意識を取り戻すと、目の前に見知らぬ女性と、3年前に死んで

いはずのエージェントがいた。拷問が始まろうとしていたその時、その女性は思わぬ

行動に出るが、「シンジケート」の暗躍により、またしても解体のピンチに追い

込まれてしまう。組織の後ろ盾を失いながらも、イーサンは仲間とともに世界の危機

を救うため史上最難関のミッションに挑戦する。

地上約1500メートルの上空を飛ぶ飛行機のドア外部から機内に侵入するという

アクションを、トムクルーズがスタントなしで演じているシーンが撮影時から話題

になっておりました。監督は、同じくトムクルーズ主演の「アウトロー」も手がけた

クリストファー・マッカリー

久しぶりにこのシリーズを観ましたがやっぱり面白い!文句なしに楽しめる超A級

ハリウッド大作映画です。綿密に練られたストーリと大迫力のアクション・VFX

こちらの想像を超え、シリーズを重ねるごとに面白くなっています。

お馴染みのキャラクター、イーサン、ルーサー、ベンジー、などキャスト全員演技も

良かったのですが、何より素晴らしかったのがレベッカ・ファーガソン演じる

イルサ・ファウスト!美人でスタイルも抜群なのですが、アクションシーンも素晴ら

しかったです。あと年齢を感じさせない格好よさの『トム・クルーズ』は流石だと

思いました。

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちを観た感想

フロリダで生まれ育ったジェイクは、周囲になじめない孤独な高校生。祖父だけが

唯一の理解者だった。幼い頃から祖父の語る冒険話を聞くのが大好きだった。

そんな彼の唯一の理解者である祖父が謎めいた死を遂げる。祖父の最期に遺した

メッセージに従って小さな島を訪れたジェイクは、森の奥で大きな屋敷の廃墟を

目の当たりにする。そのうち屋敷が焼け落ちる前の世界へと迷い込んでしまう。

そこには美しくも厳格な女主人ミス・ペレグリンと奇妙な能力のために外の世界

では生きられない子どもたちが住んでいた。時間を操ることができるミス・

ペレグリンによって、第二次大戦でドイツ軍に空爆されたはずのその屋敷は、

同じ一日を繰り返すがそのなかで彼らと心を通わせ、楽しい時間を過ごしていた。

ジェイクは自らに宿ったある能力に気づくいっぽう、彼らに忍び寄ろうとしている

危険に気付く。さらに、ミス・ペレグリンの家へと導かれた理由と自身の役割

を知る。年をとることもない子供たちと平和に生き続けていたのだが、屋敷に迫る

恐るべき脅威に立ち向うことになるのだった……。

ティム・バートン史上、もっとも奇妙」と宣伝されているように、子供達は

可愛いし能力も面白いのですが、全体的にダークな雰囲気で子供達の残酷な部分も

見られる不思議な映画でした。子供達はそれぞれ能力を生かしたシーンが面白かった

です。敵は迫力不足な感もありましたが、全体としてはなかなか魅力的な映画

でした。原作が読みたくなりました。

 

 

ワンダーウーマンを見た感想。

女性のみの一族の島のプリンセスとして生まれ育ったダイアナ(ガル・ガドット

は、幼い頃から戦士になることを夢見ていた。自分が育ってきた世界以外の環境

を知らず、さらに男性と接したこともなかった。ある日、成長したダイアナは偶然

「外の世界」から舞い込み、海岸で墜落事故を起こしたスティーブ・トレバーを

救出する。真実の投げ縄を使って彼からドクター・ポイズンがマスタードガスの

新兵器を開発していることを聞き出し、ダイアナは「外の世界」の悲惨さにショック

を受ける。このことをきっかけに、ワンダーウーマンは身分を隠して人間社会で

くらしていくことにする。

 DCの過去映画の作品の評価やワンダーウーマンの格好を見て観るのをためらって

いる方も多いと思いますが、気を取り直して 観てみたら凄く面白かったです。

演出やアクション、音楽、キャラクターの描き方がとても良かった。

主演のダイアナ役のガル・ガドットも凄い美人なので、彼女をみてるだけでも

観る価値はあります。ワンダーウーマンの奇抜な衣装も好ききらいがわかれる

と思いますが、この作品の見せ所であるアクションシーンも素晴らしく、

見事たえがあり、笑いあり、涙ありの素晴らしい映画でした。

それでは今後ますます強くなっていくであろうワンダーウーマンに期待したい

と思います。

 

 

ズートピアを見た感想。

ハイテクな文明をのズートピアには、さまざまな動物が共に暮らしている環境が

整えられた世界。個々の動物たちには決められた役割があり、ニンジン作りに従事

するのがウサギの役割だったが、田舎町で育ったウサギのジュディはその憧れの街

ズートピアでサイやゾウ、カバといった大きくて強い動物だけがなれる警察官に

憧れていた。

警察学校をトップの成績で卒業し、ウサギの警察官となり希望に胸を膨らませていた。

しかし、同僚たちが動物たちの連続行方不明事件の捜査に向かう中、ジュディに

与えられた任務は駐車違反の取り締まりだった。ウサギの新米警官ジュディは夢を

信じる一方、能力を認めようとしないボゴ署長に怒ったジュディは、驚異的な仕事

ぶりを見せる。

一方詐欺師のキツネ、ニックは夢を忘れてしまっていた。そんな彼らが、共に

ズートピアに隠された驚くべき秘密に挑み事件を追うこととなった。

果たして、ジュディの夢を信じる心は楽園の秘密を解き、世界を変えることができる

のか・・・ 

テンポの良さ、ストーリーへの完成度、キャラクターの生き生きした感じ、分かり

やすい世界で通じるテーマ、音楽、映像。これぞディズニーって感じです。

まず肉食動物と、草食動物、大小様々な大きさの進化した動物達が暮らす世界

というのが良い設定だと思います。

種族ごとに決まったイメージもあり偏見もあるけど楽しそうな世界です。

そんな世界でウサギとして初めての警察官のなった主人公。

優秀だけど不本意交通違反の取り締まりをさせられ、そこから事件にまきこまれて

いく様はハラハラ、ドキドキしました。

 

ゴーストバスターズを見た感想。

幽霊退治に挑む科学者たちの活躍を描き、1980年代に公開された「ゴーストバス

ターズ」を、メインキャラクターを女性にして新たに復活させたアクションコメディ。

アメリカ・ニューヨーク。コロンビア大学素粒子物理学博士エリン・ギルバート

クリステン・ウィグ)は世界初の心霊現象の科学的な立証をするため、研究を

重ねていたが、旧友アビー(メリッサ・マッカーシー)がエリンと共同発表した幽霊

研究本を承諾もなく電子書籍化しているのを発見。彼女の勤める大学向かうが、

一緒に幽霊騒動の起きた屋敷を調査する羽目になってしまう・・・

そこで初めてゴーストに遭遇したエリンは、アビーとその相棒ジリアン(ケイト・

マッキノン)と共に喜ぶものの、大学側に一方的に研究費を打ち切られ、大学を

クビになり、せっかくの出世のチャンスを失ってしまう。

そのことをきっかけに、幽霊じたいは本物と確信した彼女ら4人は、は自らの知識

と技術力を生かすため、幽霊退治の専門会社「ゴーストバスターズ」を立ち上げ

るが・・・

ただ、懐かしい思いで鑑賞したのですが、期待以上によくできていて面白かった

です。はじめて見る人も、80年代作品を大好きだった人も、大人も子供も楽しめる

王道コメディ映画になっております。

主役の女性4人が魅力的で生き生きしていて、ゴーストがニューヨークの街を

めちゃくちゃに破壊するなどの演出も見どころです。

 

 

 

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーを見た感想。

究極兵器デス・スターによって、銀河は帝国軍に制圧されようとしていた。かつて

平和を維持していたジェダイは滅び、生き残った反乱軍は、反撃の機会をうかがって

いた。窃盗、暴行、書類偽造などの悪事を重ねてきたジン・アーソ(フェリシティ・

ジョーンズ)はアウトローながらも強く生き抜いていた。

そんな彼女にミッションを下される。それはデス・スターの設計図を奪うという、

困難なものであった。帝国軍が現在開発中の恐ろしい兵器の設計に関わっているとの

情報に基づいてのことだった。

天才科学者であり、何年も行方不明になっている彼女の父ゲイリン・アーソは強制的

に破壊兵器の開発に協力させられていたが、秘密裏に隠されていた“デス・スター”の

急所を仕込んでいた。

その設計図を奪取する必要がものの、ジェダイもいない弱体化した反乱軍にとって、

自殺行為ともいえるの作戦であった。

彼女を筆頭に、キャシアン(ディエゴ・ルナ)、チアルート(ドニー・イェン)、

ベイズチアン・ウェン)、ボーティー(リズ・アーメッド)といったメンバーで

極秘部隊ローグ・ワンが結成され、ミッションが始動こととなった・・・

この映画は劣勢の中でも希望を信じて戦う姿に心打たれました。

最後のダース・ベイダーが迫る中、設計図が反乱軍兵士の手から手へと渡って行く

演出がとても良く出来ていたと思う。

ジェダイではない人達が「フォースと共にあらんことを」と言うことに意味があり、

スリル満点の戦闘で彩りながらも、希望が人から人へと続いていく様子が非常に

よく描けていた映画でした。

 

 

レ・ミゼラブルを見た感想。

19世紀のフランス。ジャン・バルジャンヒュー・ジャックマン)は、パンを盗んだ

罪で19年間も刑務所にいたが仮釈放されることに。老司教の銀食器を盗むが、司教の

優しさに触れ、心を入れ替えると改心する。マドレーヌと名前も変えながらも正しく

あろうと自らを律して生きていくバルジャン。やがて工場主として成功を収め市長

になった彼は、以前自分の工場の労働者で、娘を養うため極貧生活を送る

ファンテーヌ(アン・ハサウェイ)から愛娘コゼットを託され、面倒を見ると約束。

執念深いジャベール警部に自らの正体を見破られパリへの逃亡を余儀なくされる。

そんなある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし

再び追われることになってしまう。その一方で、薄幸の女性ファンテーヌから

託された彼女の娘コゼットに深い愛情を注ぎ、美しい女性へと育てていくバルジャン

だったが、やがて激動の時代の波に飲まれていく・・・

ミュージカル映画ですが、素晴らしい内容の作品で、完成度に脱帽です。

キャストの歌唱力はもちろん、作品に自然と自分が溶け込んでいるような感覚にも

なります。ミュージカル映画に興味がない人でもすごく感動できて、楽しめる

んではないでしょうか。役者の演技も今まで観た映画の中でズバ抜けて凄いです。

特にアン・ハサウェイは重要な人物で印象に残ります。文句のつけようのない演技が

凄いです。生きる力を歌からもらえる、そんな素晴らしい映画になっております。