レ・ミゼラブルを見た感想。
19世紀のフランス。ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、パンを盗んだ
罪で19年間も刑務所にいたが仮釈放されることに。老司教の銀食器を盗むが、司教の
優しさに触れ、心を入れ替えると改心する。マドレーヌと名前も変えながらも正しく
あろうと自らを律して生きていくバルジャン。やがて工場主として成功を収め市長
になった彼は、以前自分の工場の労働者で、娘を養うため極貧生活を送る
ファンテーヌ(アン・ハサウェイ)から愛娘コゼットを託され、面倒を見ると約束。
執念深いジャベール警部に自らの正体を見破られパリへの逃亡を余儀なくされる。
そんなある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし
再び追われることになってしまう。その一方で、薄幸の女性ファンテーヌから
託された彼女の娘コゼットに深い愛情を注ぎ、美しい女性へと育てていくバルジャン
だったが、やがて激動の時代の波に飲まれていく・・・
ミュージカル映画ですが、素晴らしい内容の作品で、完成度に脱帽です。
キャストの歌唱力はもちろん、作品に自然と自分が溶け込んでいるような感覚にも
なります。ミュージカル映画に興味がない人でもすごく感動できて、楽しめる
んではないでしょうか。役者の演技も今まで観た映画の中でズバ抜けて凄いです。
特にアン・ハサウェイは重要な人物で印象に残ります。文句のつけようのない演技が
凄いです。生きる力を歌からもらえる、そんな素晴らしい映画になっております。